利用者の声 The Listener Historical Archive
- 時代の空気、同時代性に触れられることが、データベースを使う 一番の醍醐味です。
- 北アイルランドに留学し、文学者と公共機関の関わりを眼にしたことが、文学に対する見方を変える転機になりました
- BBCの放送番組を初期の時代から記録したリスナーがデータベースとしてアクセスできるようになったことは、研究者にとって大きな意味を持ちます
- 知名度が低かったということがリスナーの魅力でもあります
- リスナーは、イギリス文化の一つの柱であるBBCと作家の関わりを調べるのに有益な資料です
- リスナーが発行されていた時代と 作家や知識人の言論がメディアを通じて影響力を持っていた時代は重なります
- 知識人の言論が輝いていた1940年代、50年代がリスナーを通してよく見えてきます
- BBCの地方局である北アイルランド局の番組がリスナーにどの程度反映されているか、調べてみたいと思います
- リスナーは北アイルランドの作家に作品発表の場を提供した数少ないメディアの一つでした
- テレビが台頭し始めるメディアの過渡期にどのような言論が出てくるのかということが、リスナーを読むもう一つの視点になります
- 時代の空気、同時代性に触れられることが、データベースを使う一番の醍醐味です
- 過去の見えにくい作家たちの知的ネットワークを見えやすくしてくれること、これが文学研究者にとってのデータベースの大きな利点です
- リスナー、スペクテイター、ニュー・ステーツマンを併せ読むことによって、20世紀の知の状況の見取り図が得られます
- D.H.ロレンスからフォースターへ
- フォースター研究にとって、 リスナー誌に掲載された書評や批評を無視することはできません
- 長編小説を書かなくなった1930年以降のフォースターを考える上で リスナー誌は重要な資料
- リスナー誌と言えば、『インドへの道』刊行25周年のインド紀行文に 触れないわけにはいきません
- リスナー誌はBBCの放送番組についての唯一の記録資料であるとともに、定評ある書評を掲載し、20世紀の作家に作品発表の場を提供した文芸誌
- 作家になりたいという意欲と野心を持っていた人がリスナー誌のコアな読者層
- 書評は特定の文献の過去と現在の評価を比較する上での重要な資料
- リスナー誌に最も近いのが、イギリスではTLS、日本では『英語青年』
- リスナー誌には作品を正確に読むためにも有益な記事がたくさん収録されています
- 料理やガーデニングなど、さりげない話題が面白い
- 文学作品のスタンダード・エディションとデータベース
- 学術論文におけるデジタル資料の引用
- データベースの登場で今、文学研究の質が変わってきています
- 研究の視野を広げてくれるデータベース
- サンデー・タイムズは文化史的な価値が高い資料
- サンデー・タイムズはイギリスの日常生活を歴史的に再現するために不可欠な資料
- サンデー・タイムズのマガジンを通して、同時代の雰囲気が視覚的に伝わってきます
- 写真を見て時代を捉える感覚を養う上でもサンデー・タイムズは格好のメディア
- 20世紀の文化的な資料としてリスナーほど重要な雑誌はありません
- リスナーは文化的ネットワークのオルタナティブな可能性を見せてくれる
- BBCはイギリスの教育そのもの
- 時代の本音を知るためには大衆紙まで見なければなりません
- タイムズの合わせ鏡としてデイリー・メールを読んでみたい
- 文体に注目すれば、新聞と文学を繋げる生産的な議論ができるでしょう
- 今文学研究は、多くの雑誌を同時に検索し、その結果を判断するというスタイルへシフトしています
- 日本人は新聞や雑誌をリサーチする力を養う必要があります
- 視点を増やし、時代の見方を変えるツールとして、Gale NewsVaultはとても便利です
- 記事の背後にある考え方を含め、学生には新聞や雑誌の読み解き方を教えてみたい