利用者の声 The Independent Digital Archive
- 私の新聞史研究は、 大学院生のとき幕末・明治期の英字新聞と出会った時に始まりました。
- 大英帝国を象徴するメディアが、タイムズとロイターです。
- 当時の新聞記者は、記事を新聞に載せるだけでなく、国際情勢の大きなムーブメントを作り出すと言う面もありました。
- 大衆の側面を見事に映し出している新聞として、 中間紙や大衆紙はもっと注目されてもよいでしょう
- タイムズ神話が崩壊してゆく中で、 タイムズに替わる高級紙になるべく発行されたのがインディペンデントです。
- マードックのタイムズと対峙するメディアとしても、 インディペンデントのバックナンバーは研究において有用です。
- 高級紙と大衆紙における記事内容の背後に 価値観の違いがあることを忘れてはなりません。
- 新聞の歴史的成り立ちを理解しないと、 新聞記事の内容や傾向を理解することはできません。
- イギリスの高級紙は、物故欄が充実しているのが特徴的です。
- 物故欄は故人のパーソナルな情報も書かれていて、記事として面白い。
- アメリカなどでは、 ファミリー・ヒストリーを調査するインフラとして公共図書館等に新聞が揃っています。
- 過去の時代に入り込んで、 時代の文脈の中で事件を読み解くには、新聞が格好の資料です。
- 時代の空気を読むには、公式に書かれた歴史ではなく、 その時代に書かれた新聞の方が適切です。
- アジア各国の英字新聞は、 その国の報道の自由と深く関わっています。
- 社会で必要とされる基礎能力を養うための媒体として、 新聞は依然として他のメディアより優れています。
- 学生が新聞に関心を持つようになるために、 活用事例を紹介した冊子があれば有効かもしれません。
- ニュースの収集や編集こそが新聞の真髄です。 それを軽んじれば、ジャーナリズムの衰退を招くだけです。