利用者の声 Newsvault
- State Papersのデータベース化は、イギリス近代史研究に革命的変化をもたらすかも知れません
- 日本にいながらにして最先端のグローバルに通用する研究ができるようになります
- データベースが増えた一方で、作業自体はあまり変わっていません
- データベースの利用により、キーワードを基軸にした研究が膨らみます
- データベースを使ってみて、19世紀におけるコブラのイメージの広がりを確認することができました
- かつての学界の大御所の研究が再検討される道が拓かれる
- 複数の用語の出現頻度を比較できるようになったのは革命的と言って良いでしょう
- 新しい研究テーマの可能性についてブレインストーミングできるようになったのは画期的
- データベースの収録資料の範囲、仕組みについて自覚的でありたいと思っています
- データベースを使うことで時代の世界観が垣間見えてくる経験があります
- ドイツ語やフランス語文献まで広げて横断検索できるようにすれば、凄いことになります
- 17世紀の研究者にとってState Papers Onlineは本当に画期的なデータベースです
- 法案の追跡はHCPPを使い、法律制定後の事情はMOMLを使って調べています
- Artemisがこれだけ魅力的なデータベースだということを、まず知ってもらわねば
- ECCOやEEBOは英文科の先生方にも面白いと思っていただけるデータベースです
- ページ数での絞込みができれば、教育目的に有効
- 誰もが読めるように制作されているプロパガンダ資料は分かりやすく、学生の反応もよい
- 17世紀の非英語圏のパンフレットなど、マニュスクリプトの電子化の拡充を期待します
- 消費文化に関する三次元的なものが次の電子化のステップとして考えられます
- 商品見本のデータベースがあれば素材面まで見分けがつくようになります
- データベースを使った学際研究と言われて、すぐに思いつくのは科学史です
- 楽譜は当時のミドルクラスの音楽生活を垣間見せてくれる歴史資料です
- データベースの構築自体が学際研究
- 電子リソースの方がセレンディピティの広がりは大きいような気がします
- 怖いのは検索してヒットしないと「ない」ことになってしまうことです
- デジタルとアナログの間を行き来できることが、革命的なのかもしれません
- ECCOやNCCOやEEBOなしで研究しても、その研究は国際標準にはならないという段階にすでに到達しています
- 19世紀イギリス史を勉強する過程で「アイルランド問題」に出くわし、 アイルランドについて考えるようになりました
- アイルランドのじゃがいも飢饉を描いたILNの有名なスケッチは 飢饉の研究でよく使われます
- 描写対象が包括的で正確な描写であることがILNの魅力です
- 写実性が高く信頼できることが、ILNの絵がよく使われる理由だと思います
- ILNのようなデータベースの登場で、 美術史家と歴史家の垣根が取り払われるかもしれません
- 一次史料も使う歴史教育を進めるとき、 ILNのような図版入りのデータベースは大きな意味を持ちます
- アイルランドに対する眼差しを見ると、 パンチが辛辣であるのに対して、ILNには温かさを感じます
- タイムズがアイルランドに対して辛辣だったのは、 自己責任論の立場に立っていたからです
- ILNは女王の豪華な式典のスケッチを掲載しつつ、 アイルランド救済を呼びかける投書も掲載しています
- タイムズの議会速記録は、ハンサードの情報源であり、 ハンサード以上に現場の雰囲気を良く伝えていた可能性は否定できません
- 論調だけでなく、デザイン、字体にも新聞の個性が出ます
- ILNのデータベースは、 インタフェースが利用者に対して親切な設計になっていると感じました
- 時代の空気、同時代性に触れられることが、データベースを使う 一番の醍醐味です。
- 北アイルランドに留学し、文学者と公共機関の関わりを眼にしたことが、文学に対する見方を変える転機になりました
- BBCの放送番組を初期の時代から記録したリスナーがデータベースとしてアクセスできるようになったことは、研究者にとって大きな意味を持ちます
- 知名度が低かったということがリスナーの魅力でもあります
- リスナーは、イギリス文化の一つの柱であるBBCと作家の関わりを調べるのに有益な資料です
- リスナーが発行されていた時代と 作家や知識人の言論がメディアを通じて影響力を持っていた時代は重なります
- 知識人の言論が輝いていた1940年代、50年代がリスナーを通してよく見えてきます
- BBCの地方局である北アイルランド局の番組がリスナーにどの程度反映されているか、調べてみたいと思います
- リスナーは北アイルランドの作家に作品発表の場を提供した数少ないメディアの一つでした
- テレビが台頭し始めるメディアの過渡期にどのような言論が出てくるのかということが、リスナーを読むもう一つの視点になります
- 時代の空気、同時代性に触れられることが、データベースを使う一番の醍醐味です
- 過去の見えにくい作家たちの知的ネットワークを見えやすくしてくれること、これが文学研究者にとってのデータベースの大きな利点です
- リスナー、スペクテイター、ニュー・ステーツマンを併せ読むことによって、20世紀の知の状況の見取り図が得られます
- 私の新聞史研究は、 大学院生のとき幕末・明治期の英字新聞と出会った時に始まりました。
- 大英帝国を象徴するメディアが、タイムズとロイターです。
- 当時の新聞記者は、記事を新聞に載せるだけでなく、国際情勢の大きなムーブメントを作り出すと言う面もありました。
- 大衆の側面を見事に映し出している新聞として、 中間紙や大衆紙はもっと注目されてもよいでしょう
- タイムズ神話が崩壊してゆく中で、 タイムズに替わる高級紙になるべく発行されたのがインディペンデントです。
- マードックのタイムズと対峙するメディアとしても、 インディペンデントのバックナンバーは研究において有用です。
- 高級紙と大衆紙における記事内容の背後に 価値観の違いがあることを忘れてはなりません。
- 新聞の歴史的成り立ちを理解しないと、 新聞記事の内容や傾向を理解することはできません。
- イギリスの高級紙は、物故欄が充実しているのが特徴的です。
- 物故欄は故人のパーソナルな情報も書かれていて、記事として面白い。
- アメリカなどでは、 ファミリー・ヒストリーを調査するインフラとして公共図書館等に新聞が揃っています。
- 過去の時代に入り込んで、 時代の文脈の中で事件を読み解くには、新聞が格好の資料です。
- 時代の空気を読むには、公式に書かれた歴史ではなく、 その時代に書かれた新聞の方が適切です。
- アジア各国の英字新聞は、 その国の報道の自由と深く関わっています。
- 社会で必要とされる基礎能力を養うための媒体として、 新聞は依然として他のメディアより優れています。
- 学生が新聞に関心を持つようになるために、 活用事例を紹介した冊子があれば有効かもしれません。
- ニュースの収集や編集こそが新聞の真髄です。 それを軽んじれば、ジャーナリズムの衰退を招くだけです。