利用者の声

- 今の映画研究はメディア環境の研究です
- 当時は映画雑誌の映画評よりも、新聞の映画評の方が大きな影響力をもっていました
- 本を執筆するに当たり、『タイムズ』の映画評はかなり入念に読みました
- どこにでも出てきそうな広告記事ですが、研究者にとってはすごく貴重な情報源です
- 特別機動隊が同時代で持っていた文化的広がりを掴むのに、 ゲールのデータベースが大きな威力を発揮しました
- 『タイムズ』と『パンチ』を並置したかったのです
- 気になった言葉が当時どのように使われていたのか調べるには、 『パンチ』は格好の資料です
- 小説を文化史的に紐解いてゆく際に『パンチ』は便利です
- 『デイリー・メイル』必要なんですよ!
- 今の映画研究はメディア環境の研究です
- メディア環境の変化という観点からモダニズム作家の作品を見ると面白い
- 「新聞が本である」と言えるヴィクトリア朝以来の文化の厚みがあるのです
- 一つの雑誌がもの凄く成熟した言説空間を作っているわけです
- 『イラストレイテッド・ロンドン・ニュース』の挿絵は、人々の想像力を支えていました
- イギリス畏るべし、です。
- 政府の情報から野党の情報まで、ロシアの国内政治の情報が全部ロンドンに伝わってゆく様子がこの史料からよく分かります
- 人脈の広さと情報の密度ということで言えば、ブキャナンは突出しています
- 最初拾い読みしていたのですが、余りに面白いから拾い読みではなく、悉皆的に読まなければならないと気付き、一ファイル毎に丁寧に読むことにしました
- ブキャナンの報告は、野党側が臨時政府の形成に向けて積極的に動いていたことを示す一つの重要な傍証を提供するものです
- 歴史研究者が驚くような文書が幾つか含まれている史料です
- まさに、イギリス畏るべし、です
- イギリスの外交官は駐在国の政治への関与の度合いが違います
- ロシアの国内政治を一国史的にではなく、国際的広がりの中で見るという視点を提供してくれるのが、イギリス外交文書の第一のメリットです
- イギリスは世界中に植民地をもっていたために、特定の国の情勢報告が自動的に他の地域の情勢とも連動し、その結果、様々な地域の歴史を研究する研究者から関心を持たれるという構造になっています
- イギリス外交文書は、イギリス国内政治を考える上でも重要な史料です
- 10月革命で政権を取るボリシェヴィキ中心に書かれてきたロシア革命史を相対化してくれるという意味で学術的意義のある史料です
- ブキャナンの報告は非常に生き生きとしています。とにかく読んでいて引き込まれます
- ロシア・ソ連国内の社会主義系の史料を中心に読んできた立場からすると、イギリス外交文書は新鮮です
- イギリス人の情報収集能力が高く、端倪すべからざるものであることが分かったということだけでも大きい
- 簡単に閲覧できて検索できるメリットばかりが強調されてしまいますが、オリジナル資料の書誌情報の側面にも注意を払わなければなりません
- このデータベースの検索機能がすばらしい、というのは間違いありません。機能に関しては非の打ちどころがありません
- この史料はロシア革命に関心があれば、誰もが欲しがると思います。ロシア革命に関心がある研究者は皆使うべき史料です
- 読解を促すメタファーに満ちた挿絵が豊富にあるのが『イラストレイテッド・ロンドン・ニュース』の大きな魅力です
- ILNに興味を持ち始めたきっかけは、クリスマスの歴史を特集したテレビ番組でILNの挿絵が使われていたことでした
- 色々調べてみると、イギリスの旧植民地であるカリブ海地域のことを調べる資料としてILNが十分に役立つことが分かりました
- ILNの電子版は検索語がカラーでハイライト表示されるので、該当箇所を見つけやすく便利です
- ILNのような文学テキストの周辺資料にも目配りすることが、実は文学テキストの新たな読解を提示することに繋がる
- ILNはアフリカやインドなど、他の旧イギリス植民地の文学の研究者にも十分に役立つと思います
- ILNはファッションや芝居から、建築、鉄道、ツーリズムまで、一見無関係に思える分野でも使える資料です
- ILNは歴史的事象に関するイメージを喚起するための格好の教材になるかも知れません
- 文学テキストの背後にある歴史的、社会的、文化的背景を知るための資料として『イラストレイテッド・ロンドン・ニュース』は第一級の価値を持っています
- 『デイリー・メール』は未来派と同様、20世紀が大衆の時代であることを強く意識していました
- 一次資料を読む目的の一つは、図版を探すことです
- 論壇を反映する雑誌は、書籍化された文献にはあらわれにくい思想史のコンテクストを知るには格好の資料です
- Listenerの読者投稿欄はBBCの聴取者の動向を知る上で役に立つ資料です
- キーワード検索で関連の記事が瞬時に出てくるのは大きな魅力
- データベースの利用法を考えることが新しい教育方法を考えることにつながる
- 第一次大戦の頃に使われた「精神の帝国」というキーワードで検索してみました
- 騎士道が精神の帝国の形成に一役買ったことが分かったのは、面白い発見でした
- チャーチルとメディアの関わりを研究するには、『デイリー・メール』や『タイムズ』が第一級の資料です
- ブリティッシュ・カウンシルを調べていくうちに、『デイリー・メール』の社主ノースクリフ卿に辿り着きました
- 『デイリー・メール』は、“shell shock”という第一次大戦が生んだ新しい病気のことを 知りたいという社会の要請に応えた記事作りをしました
- 『デイリー・メール』は未来派と同じように、20世紀が大衆の時代であることを強く意識した新聞だったと言えます
- イギリスの社会やイギリス社会から生まれた文学や文化を読者という観点から研究するには、『タイムズ』だけではなく、『デイリー・メール』も参照する必要があります
- 過去の時代や文化を研究する場合、 広範な社会階層を研究の対象に据えようという研究潮流は確かにあります
- これだけ研究の効率を高めてくれるリソースを利用しない手はありません
- 文学研究者が歴史資料を使うかどうかは、 どのような研究の方法論をもっているかどうかに左右されます
- 多くの研究者に『デイリー・メール』の可能性に気付いて欲しい